Pankiaの使い方① 〜機能紹介とアプリ使用例〜
Pankiaの導入が出来たところでこれらをどのように利用していくのか説明します
Pankiaの機能の一覧としてはこのようなものがあります
・ダッシュボード
├アチーブメント
├リーダーボード
├アイテム
├ストア(アイテム販売)
└ネットワーク対戦
・アドオン
・アセット
・iOS 外部サービス連携
これらの機能についての詳しい説明,使い方はこちらのPankia公式の説明サイトをご覧ください
ここでは簡単にどのようにこれらの機能を利用するかを考えてみています
Pankiaの導入されたアプリは多数ありますが,
全てのゲームでこれらの全ての機能を利用しているわけではありません
特にオンライン対戦機能はとても興味深く,是非実装してみたい機能ではありますが,
ゲームによってはそれはとても大変な作業になってしまうことがあります
ではどのようなゲームでどのような機能を利用するのがよいか考えます
【ダッシュボード】 タイトル画面などにまずPankiaのメインメニューであるダッシュボードへのリンクを設置しましょう
【アチーブメント】 アチーブメントは割とどのようなゲームにも簡単に設置が出来ます
これは「初めての ー」とか「100回目の ー」などの割とどうでもいい情報でも称号的にもらえることはユーザーにとってはうれしいものです
そしてアチーブメントは獲得するとリアルタイムで上のバーに出てくるので,細かく称号が出していくことにも向いています
これらの情報はもちろんアプリ内で管理することも可能ですがPankiaで利用する事により,簡単にオンライン管理できるので,アプリを再インストールしてアプリ内のセーブデータが消えてしまっていてもPankiaアカウントさえあればそれらのデータは保存されています
【リーダーボード】 これは単純にスコアか時間を競うゲームにはとても適しています
オンラインランキングが簡単に作成できるので単純なゲームでもこれを組み込みこむことでやりがいのあるゲームになります
【アイテム】 これは想像しての通りのアイテムなのですが,アイテムの所有数などをオンライン/オフラインで管理しています
課金でアイテムを売りたい場合などはこれを利用すると便利です
仮に課金アイテムのシステムを利用し,このようにオンラインでアイテム管理をしていなかった場合, ものにもよりますが セーブデータを復元する事でユーザーが課金アイテムを失ったり,また使用しても購入直後のデータに復元した場合またアイテムが残っていたりといった不具合が生じます
ここは自分の体制に合わせて利用してください
【ストア】 ストアという項目で先ほどのアイテムを販売することができます
この際気をつけておかなければならないのは売り上げの7%がレベニューシェアされること,
自分でアプリ課金を組み込む事も可能です
しかし,その課金方法を調べてみるとわかりますが,組み込みデバグがかなり大変です
なので,どれほどの規模のものを制作するかによりますが特に初心者で課金機能を利用したいのであればこれを利用するのがいいのかと思います
【ネットワーク対戦】 これはPankiaの中では目玉な機能ではないでしょうか!
ネットワーク対戦にはインターネット対戦(オンライン)とローカル対戦(オフライン)の2種類が用意されています
公式ページ(Pankia Developer’s WIKI)を見ればわかると思いますが,やや大変です(ものすごーーーーーく簡単にしてありますがw)
ネットワーク対戦といっても様々なゲームに組み込めますが例えば簡単なものとして,「チェス」ゲームのネットワーク対戦
もちろん時間制限などを付け加えると少し大変になりますが基本は相手がデータを送信し(コマを置い)たら相手のデータを受信する(相手がコマを置く)まで待機といった具合で組み込める
次に例えば「クイズの早押しゲーム」など
この場合先程の「チェス」とは違い,早押しという時間にシビアなゲームであり,双方間での時間差(ランダムな問題であればそれも),があってはゲームにならない。なので時間を共有するため常に時間がずれていないかなどを確認,修正する必要がある
最後にオンラインゲームといったらFPS!とか思う人も多いのかもしれませんがそれに限らずアクションゲームは時間,ランダム,そして自分,相手,敵,の情報の共有を常にしないといけないのでかなり大変かつ重くなる可能性があるという事をちゅういしていかなければならない
ちなみにPankiaの開発元の制作アプリであるLightBike2はPankiaの機能でかなりリアルタイムのオンライン対戦が実装されています
しかし初心者なので最初はボードゲームのようなものから実装を試していこうと思います
以上のメニューが【ダッシュボード】のメニュー内にある項目らです。
【アドオン】 先ほどのアイテム課金の非消費版のようなものです
例)無料ではコース2まで。85円でコース10まで解放。
といったもの。これもオンラインで管理しているのでアカウントさえあればデータは消えません
ただ今はまだβ版のようなのでもう少し様子をみてから使うといいのかも(汗;
【アセット】 アプリをダウンロードして初回の起動時に”ファイルのダウンロード中..”といったようなメッセージが出た経験がありますか?
その時はアプリに足りないリソースファイルなどを追加ダウンロードしています
iPhoneアプリには3G回線のときダウンロード容量の制限が50MB(前までは20MB?)があるのでそれを少し超えてしまうなんて時に利用するといいと思います(あまり追加が多いと待ってる側も不安かつイライラするものです..)
ただこの機能もまだβ版のようです
【iOS外部サービス連携】 Pankiaでは外部サービスとしてTwitter,Facebookのアカウントにリンクすることができ,それぞれタイムライン,ウォールへ投稿することができます
スコア共有をアプリの紹介も兼ねて投稿してもらうと宣伝にもなっていいとおもいます。
以上で機能の説明を簡単にしました
次回から実際にPankiaの機能を組み込んでみたいと思います